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● 「テレフォニカ・ダカール2004」ガエルネブーツレポート
こんにちは! 「テレフォニカ・ダカール2004」から戻ってきました。今回、私はラリーの9日目でリタイアとなり完走はできなかったけれど、休息日以降の残りの6日間もダカールのゴールまでアシスタンスカーに乗ってラリーに同行することができたので、キャンプ地の中を歩き回ったりして普段は見られないようなものもたくさんウォッチングしてきました。きょうはガエルネブーツのレポートと、そのビバーク散策の中から、カミオンバレーのお話をお届けします。
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今回、私がラリー中に履いていたブーツはGAERNEの"BALANCE DUE"。本来はトライアルブーツなのですが、ラリーやツーリングにもとて もフィーリングがいいんですョ。私の場合は、少しハードに集中してオフロードを走るような時は"ED-PRO"、ラリーのように長時間、 長距離を走行するような時、またはツーリングの際は"BALANCE DUE"、という風に使い分けているのですが、カタログにもあるとおり、 このブーツは皮のしなやかさとプロテクションの絶妙なバランスが魅力で、私は今履いているのが2足目のBALANCE DUEです。
とくに、身長や体のサイズが小さめな女性ライダーや旅先でバイクを降りたときに軽快に動きたいライダーの方などには、膝下の長さも短かめでバイクを降りた時も歩きやすいし、軽くて存在感がありすぎず、でも機能はしっかり、という点でぜひオススメしたい一足です。履けば履くほど愛着のわいてくるブーツです。
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ところで、カミオンバレーといえば、ウン百台という数あるラリーの関係車輌の中でも、ラリー中、2輪の選手がもっとも世話になりたくない存在…ではないカシラ。なぜって、ご存知の方も多いかもしれないけれど、このバレーという言葉が意味するとおり、彼らはコースのお掃除屋さん…つまり、コース上でリタイアした選手と車輌を回収にやってくるカミオントラックなのです。今回、私は自力でキャンプ地に帰ってきたので、このトラックに乗ることはなかったのだけれど、ラリー中にキャンプ地で見かけたカミオンバレーは全部で3台でした。
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選手として走っている最中は、カミオンバレーの姿をキャンプ地で見かけると、なんとなく縁起が悪い?! ような気がして、無意識に遠巻きに見るだけにしたりするものなのですが、リタイアしたあとはもう縁起をかつぐ必要もないので、今度はその中身がとても知りたくなった…で、ドライバーさんにお願いして、部屋の中を覗かせてもらいました。荷台の前の部分に小部屋があって、人間が乗る場所もきちんとあるんですね。定員は8人、きちんとしたシートとベルトが装備されていて4人づつ向かいあって座れる形に配列、そしてつり革のようなものも付いていました。 |
それから、荷台にはあらかじめ、バイクを積むためにフロントとリヤタイヤがすっぽりはまるような溝が作ってあって、10台くらいは余裕で詰めるようになっている。このとき、たまたま回収されていたマシンはずいぶん大きなクラッシュをした選手のもののようで、フロント周りがだいぶ壊れていました。自分もラリーを走った直後だと、とても人ごとのようには思えず、痛々しかったです。
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運転席の上、天井の外側部分に竹ぼうきが結わい付けてあるのも、なんだかお茶目ですよね。ところで、このカミオンバレーがとても存在感があるように感じたのは私だけでしょうか…。回収されて乗る側の気持ちになったり、運転していて回収する側の気持ちになってみたり。きっとこのお掃除やさんの周辺では、さまざまな選手のいろいろなラリーのドラマがあるんだろうな、なんてイメージをふくらませてみたりしました。たかがラリー、されどラリー。リスクも多いけれど、ほんとうに楽しみ甲斐のある競技だなぁって思います。 |
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話はまたブーツのことに戻りますが、パリダカは選手の数が多い分、スタート前の待ち時間も長いので、そんなときは(半分眠りながら?!)選手の足元をぼーっと見たりしていたんです。そうすると、はじめて見る不思議なメーカーのブーツを履いている選手もいるし、年代物のブーツを大切そうに履いている人もいる。そんな中で、ガエルネブーツを履いている選手がけっこう多かったんですね。
パリダカのようなロングディスタンスのラリーで多くのライダーに選ばれるブーツって、ステキですよね。でも、そんなふうに多くの選手に選ばれる理由が私にもよく分かるような気がします。靴といえばやはりイタリア製のイメージが強いでしょ、そしてそれは登山やアルペンスキーの文化をバックグラウンドにもつことにも関係があるのかもしれないけれど、私がガエルネブーツを愛用していて思うのは、人の足のために人の手によってつくられたブーツっていうにおいが確実にあるっていうところです。新品ブーツに足を通しても、そのままレースができるような気持ちのいいブーツって、なかなかないですものね。手入れをしていけば5年も10年も! 履いていけるしね。
これからも私もこのBALANCE DUEとともにもっとたくさんいい旅をしていきたいと思います。それでは、みなさんもステキなオートバイライフをお送りください。
2004年2月
Team BAKAMEES 田中ユキ
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