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◆ 佐野新世選手のフランス武者修行 ◆
 
モトアバンティレーシングの佐野選手がモタード本場のフランスから武者修行の様子を伝えてくれます。
 
 
 
 

スーパーモタード フランス選手権ビラーサーキットのレース報告

5/14、15にビラーサーキット(パリから南東500km)にてフランス選手権スーパーモタードのレースがあり、まだフランスのライセンスが届いていない状態でしたが、なんとか650ccクラスに出場する事が出来ました。

<14日土曜日>あいにくの雨

練習走行、クラス分けのタイムアタック、予選レース、敗者復活戦レースというスケジュール。

1ヶ月バイクに乗っていなかったので、なんとか1本目の練習走行で体を慣らすという感じでした。

<650のタイムアタック>11:10

72台で行なわれ、私は43番手。上位の13名は一番速いグループのカテゴリー「プレステージ650クラス」へ。

それ以下のライダーは、オープン650クラスの中でもう一度予選を行ない、オープン650ABでクラス分けを行ないます。

私が思うには、日本のスーパーモタードの去年のオールスターmoto-1は、このオープン650A位のレベルだと考えます。一番上のプレステージ650に行ける日本人ライダーは、まだ数人位だと私は思います。

<オープン650のクラス分け予選ヒート>14:35?

私のグリッドは15番手。スタートは巧く行き10番手位まではあがっていたのですが、やはり雨の中のグチャグチャのダートをレインタイヤで走るのは難しく、ダート区間で転倒。何台かに抜かれ、その後も2?3台抜かしたのですが、7周してゴールしたら15位。

オープン650Aクラスに行けるのは上位13台で、またもや予選落ち。

私は次の敗者復活戦で上位4台に入って予選通過を目指す。

<敗者復活戦>17:50

私のグリッドは一番前の列の右から2番目。2番グリッドである。スタートして、1コーナ過ぎたところで1番手に上がる。

放送で、「ジャポネ、シンヨ!ジャポネ、シンヨ!」と連呼されているのが自分にも聞こえた。

そのまま1位で行けると思っていたのですが、なんとスロットルのトラブルで調子がおかしくなってくる。2位とは圧倒的に離れていたのですが、

2周目には簡単に追いつかれ抜かれてしまう。なんとか2位をキープ出来るよう耐えながら、7周を終え2位でゴール。

なんとかオープン650Aの予選を通過する事が出来ました。


<15日日曜>晴れときどき曇り

この日は朝から小雨が少し降っていましたが、現場に着いたら晴れて来て観客もたくさん来ています。

<第1ファイナルオープン650A>9:45~

路面は乾いているが、全周に渡って土が出ています。ダート部は、少し岩っぽい大きい石の頭が出ているのと、粘土質の物はタイヤのブラックマークが付くくらい固まっています。リヤタイヤのみスリックタイヤに変更。

グリッドは8列目、右から2番目の30番手スタート。

スタートはうまくいき、1周する間に10台以上抜きました。しかし、何周かしてダートの左ターンでエンジンが止まってしまい、抜かれてしまう。すぐに再スタートが出来たため、そんなに抜かれずに済み巻き返しにいく。

8周してゴール。結果11台抜きの19位でした。

<第2ファイナルオープン650A>13:30?

天候も良く、日差しが強い。路面は乾いたままなのと、アスファルト部は全周に渡って、土が出たままだ。

グリッドは最初のグリッド決めのままなので、30番手スタート。

今回もかなりスタートがうまくいき、イン側で詰まっているところをアウトからさっさと抜いていく。最後の3周位にもなると体力が無くなってくる。しかし、フランス人も体力がかなり落ちているようで、いろいろなミスをしている。そういうところを見つけ抜いていく。8周してゴール。

なんと9位だ!最後は挨拶程度にウイリーをしてもどる。

去年さんざんやられて遠い存在だったライダーたちを抜いたりする事が出来、自分のレベルが去年よりも上がっている事を実感しました。それは、日本のモタードのレベルも上がっているという事です。

パドックに戻ると、他のブースの方やライダーに祝福されて、「ビアン!ビアン!(よかったよ)」と言われ、少し実力を認めてもらったような気がしました。

この後のレースは、1ヶ月近く空き、6月12日 エッセイサーキットになります。今後ともよろしくお願いいたします。

20055月18日

株式会社モト・アヴァンティ

佐野 新世


◆japex補足
 パリに出発する前に新品にしたモタードソールはこの遠征でこのようになっています。
 かかとにレーシングアタッチメント、つま先側にドライキットを使用して乗り方やコースに合わせているようです。
 

   
 
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