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エンデュリスタン「リペアキット」を使って破れ穴補修!どの方法が一番強くて防水するのか徹底検証!

前回記事:エンデュリスタン「リペアキット」を使って破れ穴補修!リペア方法3種をそれぞれ試してみた

エンデュリスタンのドラムバックの穴をリペアキットを使って補修した前回。
今回はどのリペア方法で直したものが一番防水してくれるのか、テストしていきます!

リペア完了したエンデュリスタン

一晩と一日置いてシームグリップも完全に乾きました
一晩置いた段階でもうかなり乾いていたので、一晩で十分だと思います。
シームグリップの説明でも一晩と記載されてました。

リペア方法は左から以下のとおりです。
・【左】シームグリップで表と裏からあて布を貼り付けたもの
・【中央】表側からシームグリップで貼り付けたあて布を縫い付け、裏側をシームグリップで貼ったもの
・【右】裏表両方ともシームグリップで貼り付けたあて布を貫通させて縫い付けたもの

あて布の接着はもちろんですが、縫い目の上から塗ったシームグリップは上からコーティングしたような仕上がり
触ってみてもあて布や糸の感覚はなく、完全にシームグリップで覆われている状態です。

よくグローブの手のひら側に付いているような滑り止めグリップと触った感じは似ています。

シームグリップだけで貼り付けた方は上から塗っていないので違和感がありません。対してシームグリップを塗った箇所はツヤツヤが目立ちます。

労力的には縫うよりも貼り付けただけのが一番簡単でしたが、防水性能はどうなのか、実際に検証していきます!

高圧洗浄機でテスト

テストに使うのはいつも汚れたオフロードバイクを洗車しているケルヒャーのK3サイレント
ドロッドロに汚れたオフ車でも落とす力があるので、これでテストして大丈夫なら雨やハードエンデューロの水は絶対耐えられるはず!

レベル1

まずは一番弱い水圧からテストしてみました。
水圧はほとんどかかってないので、雨と同じくらいの状況になっているはず。

しばらく当ててみましたが、外から見た感じでは全く浸水している様子はありません。
中身を見てみると…

この程度では全く浸水なし!
浸水すると青い布が濡れて水が侵入しているのがわかるように入れました。

個人的にはシームグリップで貼ってあるだけのものがちょっと弱いのかも?と思ってましたが、雨程度ならこれでも全然防げました

レベル2

次はしっかり高圧洗浄機の力を使って、洗車レベルの水圧を当ててみました。
水の跳ね返りも凄いのでそれなりの水圧がかかってます。

ドロドロのオフロードバイクを洗うときもこの水圧です。
もうこの時点で自然界でこんなに圧かかることあるのか?という感じですが、リアタイヤが勢いよく巻き上げた水とかは同等かもしれません。

ガンガン当て続けていると真ん中のリペア部に異変が!
ここは表側からシームグリップで貼り付けたあて布を縫い付け、裏側をシームグリップで貼った部分ですが、縫い付けたのがあて布よりだいぶ内側を縫ってしまったため、縫われていない外側の部分が水圧に耐えきれなかったのか、ちゃんと接着できていなかったのかで剥がれてきました

ですが縫い目付近までは到達していません

中身はまた問題なし!
表側で少し剥がれていたところも中には全く浸水してきませんでした

しかしよく見てみると、左のシームグリップで貼り付けただけのところに若干シミができてます。
強烈な量の水が入ってきているわけではありませんが、洗車レベルの水圧で一番最初に浸水したのはやはり貼り付けただけの部分でした。

レベルMAX

ケルヒャーK3にはノズルが2種類あり、これまでは洗車用のノズルを使ってました。
ですがレベルMAXで使うノズルは外壁の汚れを落とせるほど強力なもの。

回転しながら水が出てくるんですが、あまりに強力すぎて足に当てるとめちゃくちゃ痛いです。

コンクリートの苔や汚れが落ちるレベルの強さなので自然界ではもうほぼ起こり得ないくらいの水圧と言えるでしょう。
跳ね返りの強さもこれまでとは比べ物にならないくらい激しく跳ね返ってきます。

これで浸水しなかったらほぼ完璧と言えるんじゃないでしょうか?!

中を見てみると、先程浸水していた左の貼り付けただけの部分は完全に浸水しました
ですが中央と右の縫ってあるところは浸水なし!
真ん中が怪しかったのでこの後布を変えてもう一度試しましたが、浸水していませんでした。

縫い穴からもこの水圧に耐えられていたので、シームグリップは接着だけでなく防水コーティングもできることがわかりました。

表から縫って裏は貼るのがベスト!

今回縫い付けた方はどちらも浸水しませんでした
なので表と本体を縫って裏に貼り付けるパターンと、重ねて表本体裏の3枚で貫通させて縫うのどちらでも防水することはできますが、3枚重ねて縫うのは結構面倒だったので、中央の表と本体を縫って裏に貼り付けるパターンがベストだと思います。

縫っておけば生地がたわんだりしてもしっかり付いてくるので頑丈さも兼ね備えていると思います。

長くエンデュリスタンを使っていると予期せぬ自体で破れてしまったりすることがあるかもしれませんが、リペアキットとシームグリップを使えば補修することができます!
エンデュリスタンが壊れてしまった方はぜひリペアしてみてください!

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