fbpx 防水しながら手を護れるKNOX アクションプログローブはゲリラ豪雨にも対応!濡れない雨ライディングができるのか検証 | ジャペックス公式サイト
menu

防水しながら手を護れるKNOX アクションプログローブはゲリラ豪雨にも対応!濡れない雨ライディングができるのか検証

雨はライダーにとって過酷な天候です。
しかしそれでもバイクで移動しなければならなかったり、ツーリング中突然予想外の雨に降られてしまってやむを得ず走るということも。
バイクに乗っている以上、雨の中でのライディングは避けられないものがあります。

そんなときに便利なのが防水グローブ。
手が濡れないという防水性はもちろん、濡れて滑りやすくなった路面での万が一の転倒にも対策することができます。
今回はKNOXの防水グローブ、アクションプログローブを実際に雨の中で使ってみました!

本格防水グローブ

KNOXアクションプログローブは防水対策が施されたライディンググローブ。
防水グローブと聞くと一昔前までゴテゴテした見た目で分厚く、見た目からして明らかに防水だろうな、というのが伝わってくる物が多かったですが、アクションプログローブはかなりシンプルなデザインとなっており、主張が少ないためどんなスタイルのバイク、レインコートにも合わせやすいシックなデザインとなっています。

手首の入り口部分はグローブを装着したままでも操作しやすいベルクロタイプ。
ストラップを引っ張ると手首全体を締め付けてくれるので、適正な強さに簡単に調整してロックすることができます。

レインコートの袖口をグローブインできる丁度いい長さとなっているのも特徴の一つ。
長すぎず短すぎず、扱いやすくて着脱しやすい長さなので、雨の日だけでなく日常使い面でも使いやすく感じました。

土砂降りのときはロング丈じゃないと手首から水が入ってきそうに思いますが、ストラップをある程度の力でしっかり締めておけば浸水してくることはありませんでした。

防水と同時に転倒対策も重要

防水グローブで注意しておきたいのが、防水性能だけでなく、しっかりライディンググローブとしての操作性、安全性が確保されているかどうか。
ただ防水したいだけならゴム手袋で良いわけで、雨ライディングの場合は防水はもちろん、路面が濡れることによって転倒の可能性も増えるため、いつも以上に万が一の転倒対策をしておきたいところです。

アクションプログローブのナックル部分はマイクロロック素材が採用されており、通常時は柔らかく、衝撃が加わった時のみ固くなるプロテクション素材が内蔵されています。

手のひら側も防水グローブとはいえ、しっかり機能が備わっています。
表面が濡れている状態でも操作しやすく、かつ安全性も確保されています。

KNOX恒例のSPSシステムを搭載。
転倒時に路面に手をついた際、滑らずにグリップしてしまうことで衝撃を逃がせず骨折してしまうことがありますが、SPSシステムはスライダーの役目を果たすことで骨折や衝撃による怪我を軽減し、手のひらを保護してくれるプロテクションシステムです。

レバー類操作に関わってくる指部分は滑りにくいシリコンプリントが施されており、実際濡れた状態でも滑ることはなく、半クラッチなど微細なコントロールが必要な場面でもいつも通りの操作ができました。

手の平側全体に人工皮革であるクラリーノレザーが採用されており、グリップ力と耐久性に優れた素材のため、シリコンプリントが合わさった部分は抜群の操作性となっています。

指先はスマホタッチ対応。
精度は正直そこまで高くないと感じる場面もありましたが、ある程度の操作は問題なくできるので、濡れていなければ役立つ機能です。

厚さを感じないグローブ

様々な防水グローブをつけてみて感じるのが、防水や防寒グローブってグローブ自体が分厚く、ハンドルを握ると手とグリップの間に隙間を感じることが多いんです。
ですがアクションプログローブは防水に「HDry」という特許技術を採用しており、本来生地と別に防水フィルムがあるのをアウターシェルに貼り付けて一体化することで分厚さを感じさせることなく、薄くて操作しやすい着け心地を実現しています。

「3Dダイレクトラミネーション」という工程により、内側に出ている生地のすぐ裏側に防水フィルムを貼り付けることでより外側で防水することができます。
グローブを水を吸って重くなったり、冷たくなったりしにくいため、内部環境は常にドライに保つことができます。

実際に雨で使ってみた

試しに本当に防水してくれるのか、梅雨の期間中にバイクで使ってみました。
しかし小雨程度では正直ビクともしません。

中が濡れていないというよりは、そもそも撥水性が高い素材が使われているため、表面が濡れることさえありませんでした。

結局小雨や夕立などまぁまぁな雨の中で使ってみましたが、一度も浸水は無し。
操作性が悪化したりすることもなく、防水グローブとしては一流と言える機能を持っていました。

ですがこれが台風レベルの大雨だったらどうなのかも検証してみることに。

撮影時も雨は降っていましたが、これでは足りないということで、とにかく水をぶっかけるというレベルで濡らしてみました。
本当ならここまで集中的に濡れることはありませんが、これに耐えてこそ防水グローブ!

それでも全く浸水は無し。
濡れてもすぐに弾いてしまうので濡れる気配さえありません。

その後も濡れた状態である程度の時間走ってみたり、と検証を重ねましたがグローブは全く浸水することなく、長年使い続けているレインパンツの股が先に浸水しました…。

防水素材だから中まで雨が染みない、というよりは、そもそもグローブ自体が水弾きが良すぎてどんなに濡らしても濡れないという結果に。
もちろん内部の手も全く水気がありません。

少し前までの防水素材グローブとは効果がはっきり違っていて、今の最新防水グローブの効果をはっきり見せつけられる結果となりました。

バイク通勤など雨でもバイクに乗る方や、ツーリングなどでの出先で雨対策しておきたいライダーさんにおすすめのグローブです。
今後も長いスパンでアクションプログローブの雨テストは続けていこうと思います!

CATEGORY