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オフはもちろん、オンでも活躍!オフ重視のKNOX「オルサOR4」とオン重視の「オルサ レザー マーク3」は何が違う?

グローブはバイクに乗るうえで重要なアイテムです。
無くても乗れるグローブですが、バイクがコントロールしやすくなったり、装着するだけで転倒や事故などのいざというときに手を保護してくれます。

KNOXのオルサシリーズはBOAシステムを採用することで着脱性が良く、いざというときにしっかり手を守ってくれるグローブです。
元々はモトクロスグローブをベースに始まったグローブですが、現在では当初からの強みであるオフ重視の「オルサOR4」と、レザーを採用してオンロードツーリングなどでも活躍する「オルサ レザー マーク3」がラインナップされています。
今回は実際にこの2つのモデルを使ってわかった違いをライダー目線で解説していきます!

乗れて護れて着脱しやすいグローブ

こちらがKNOXオルサシリーズ。
写真左がオルサ OR4、写真右がオルサ レザー マーク3となっています。

基本的には素材以外は同じ作りですが、伸縮性の高いメッシュ素材を多く使っているオルサ OR4に対し、レザー素材が多いオルサ レザー マーク3は並べると一回りほど大きくなっています。
どちらもサイズは同じMサイズです。

手のひら側も作りは同様となっていて、KNOX恒例のSPSシステムを搭載。
転倒時にスライダーの役割を果たすことで手首や掌の骨折を防ぐというものですが、今回搭載されているSPSは更に進化し、マイクロロック素材を内蔵。

少しだけ見える黄色い素材がマイクロロックとなっていて、通常時は柔らかく、衝撃が加わったときのみ固くなるプロテクション素材なので、SPSと合わさって万が一の転倒時に手を保護してくれます。

ハンドルに最も触れる部分には滑りにくいアマラ素材を採用。
単体でもグリップ性は良いですが、表面にプリントされているゴム素材がさらにグリップ力を向上させ、強く握らなくてもスロットル操作ができます。

装着すれば違いは明白なんですが、パッと見てわかる違いはオルサ OR4はモノクローム・カモ柄ファブリック生地を採用しており、目立ちすぎないカモ柄となっています。

対してオルサ レザー マーク3はこの部分がブラックレザーとなっており、重厚感の強い印象。
素材が違えば当然装着感も大きく違ってくるので、ここからは付けてわかる違いをメインに解説していきます。

装着感は違っている2モデル

オルサシリーズでは装着する際に便利なBOAシステムを採用しており、手を入れたらダイヤルを回すだけで適度な固さまで締め付けが可能。
外す際はダイヤルを引っ張るだけでロックが外れ、ワンタッチでテンションを開放することができます。

大半のグローブはマジックテープ式がメジャーですが、マジックテープ式では乗っている最中に外れる可能性があるのと、オルサシリーズのように手首全体を覆うような広範囲でテンションをかけることができないため、使ってみるとBOAシステムの恩恵を感じるグローブです。

オルサ OR4の装着感

まずはオルサ OR4の装着感から。
このグローブ、手を入れる際に手首部分の内装が滑りやすい素材となっているため、抵抗なくスルッと手が入っていきます。
あとはBOAのダイヤルを回せば締め付けができるため、装着が楽です。

モトクロスグローブのような薄手のグローブも装着しやすいですが、あれは手を通してグローブ全体を伸ばしてなじませるのに対し、オルサ OR4は入れた瞬間から馴染みやすいため、生地の余りだったりポジションが良くなかったりなどの調整が必要ありません。

手のひら側にはSPSシステムやアマラ素材などが装着されていますが、付けてみてわかるのが手のひら側の薄さ。
ハンドルを握ってもしっかり位置が掴みやすく、ハンドルと手の間にあるのは布一枚くらいの感覚のため、素手とほとんど変わらない操作感です。

人によっては薄さが怖いと感じる方もいるかもしれませんが、実際にオルサ OR4で転けた僕からのエピソードとして、薄くても破れることはないし、SPSがしっかり保護してくれるので転倒時も手の怪我はありませんでした。

ナックル部分にもプロテクターが装着されていますが、グローブに直接縫い付けるのではなく、少し浮かせた状態のフローティングナックルとなっているため、拳の形や握り方に影響しにくく、装着している感じとしてもナックルは無いように感じます。

やはりモトクロス用グローブから派生したモデルとだけあり、しっかり保護パーツが取り付けられていても、付けたライダーが感じる装着感としては薄手のモトクロスグローブと大きく変わらないオフロードライディング重視のモデルだと思いました。

オルサ レザー マーク3の装着感

次にレザー素材を多く採用しているオルサ レザー マーク3を付けてみます。
実際にツーリングで何度か使用していますが、付けてみるとオルサ OR4との違いは明白にあります。

オルサ OR4は着脱の多いモトクロスシーンでの使用をメインに考えているのに対し、オルサ レザー マーク3は着脱システムこそ一緒ですが、どちらかというと長時間の装着が想定されていると思います。
レザーが多いため、付ける際もオルサ OR4ほどスルッとは入らず、装着していてもレザーの厚みを感じます。

ですがこの装着した際の安心感はオルサ レザー マーク3ならではのもの。
「護られている」というのが付けていて感じることができ、防風性もしっかりしています。

手のひら側もレザーを採用している分、オルサ OR4ほどの薄さはありませんが、手の動きに馴染みやすい山羊革を使用しているため、動きの妨げになるような抵抗感はありません。

こちらも同様にナックル部分のプロテクションはフローティングナックルとなっていますが、伸縮性の少ないレザー素材を採用しているだけあって、その恩恵はオルサ レザー マーク3でより強く感じました。

レバー操作にも影響してくる部分なので、この動かしやすさと違和感のない装着感は長距離ツーリングにも役立つと思います。

使用シュチュエーションが違った2つ

オルサ レザー マーク3はオンロードでのツーリングでも活躍するグローブで、防風性も高いため、肌寒い秋冬でも使えると思います。
作りも素材もかなりしっかりしたレザーグローブなので、これ一個持っておけば安心できるグローブです。

オルサ OR4はモトクロスやダートトラック、林道ツーリングなどのオフロードアクティビティで活躍するグローブです。
装着感が程よく少なく、操作も素手と同じようにできて、いざというときは守ってくれるという頼もしいグローブなので、レベル問わずオフを走っている方、オフロードバイクを買ってこれから走ろうとしている方にもおすすめのグローブです。

見た目は似ているようで使用シュチュエーションやキャラクターが少しづつ違っているオルサシリーズ。
自分に合ったオルサを見つけて、バイクライフに取り入れてみてください!

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